■店舗内装のコンセプトにあわせた照明器具の選び方 

【その15】店舗における照明設計 (応用編)① オフィス編


オフィスの照明において、一番大切なことは、

作業を行うためのしっかりとした照度確保と、
さらに疲労を少しでも軽減させる為の作業能率が向上するような

器具選びが大切です。

① 必要照度を確保する際には、まずインターネットにあるJIS照度基準表 (下記画像)を確認しましょう。


JIS照度基準を参考にすると
事務所は750~1500Lx、
応接室・待合室は300~750Lx
を基準で考えるのが妥当になります。

ただ、あくまで基準の数字なので、
例えば「日中の昼光の入りが多い」や
「細かい作業を要することが多い」などのTPOに応じて、対応していくことが大切です。
また、オフィスにおける照度の変化は、出来るだけ小さいことが望ましいので
出来るだけ均一にムラの無い照度設定になることを心掛けましょう。



②仕事をする上で良好な視環境を得るためには、
作業者に照明器具によるグレアを与えないように、
適切な照明器具を選択しなければなりません。


現代のオフィスではパソコンを用いた作業が欠かせません。
ですから、

「VDT画面 (コンピュータのディスプレイなど表示機器) への照明器具の映り込みに基づく反射グレア」
については気をつけましょう。
反射グレアを防ぐためには、下の画像のようなプリズムパネルやアルミルーバーが付いている器具を選ぶことが大切です。



③また、照明器具の遮光角についても注意しましょう。
遮光角とは、一般に天井面に対して器具内のランプが見えなくなる角度をいいます。
オフィスでは少なくとも遮光角30oの器具が必要になります。
パネル・ルーバー無の下面開放タイプと遮光角30oのタイプで比べてみましょう。 ※下面開放タイプ


下面開放タイプですと、上方30度の視野内(グレアゾーン)に光源からの直接光が入り、
不快なまぶしさを感じることになります。 ※遮光角30oのタイプ


遮光角30oのタイプだと、光源からの直接光が遮光角30度で抑えられているため、
不快なまぶしさを感じることが少なくて済みます。

④オフィスにおいても、演色性は大切なポイントになります。
人が長時間働いたり、滞在したりする場所には演色性(Ra) 80 以上の光源を用いるのが理想的です。
印刷やデザイン関係の仕事など、色がより正しく見えることが求められる空間ではRa90以上をお勧めします。
また、高齢化社会の到来にともない、作業物への高齢化への対応が求められています。
一般に、若年者に比べて視機能が低下するため、高齢者にとっても明確に対象物が見えるよう、
Ra80以上とするのが理想的です。

上記の項目に気を付けながら、
よりよいオフィスが作れるように照明設計をやっていきましょう。

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