■店舗内装のコンセプトにあわせた照明器具の選び方
【その8】 照度計算 光速法


照明設計をする上で、照度計算は必要不可欠なツールです。

照明設計をやり慣れた方は、
今までの経験や感覚に基づいて照度計算を省いても大丈夫ですが、
やり慣れてない方は必ず照度計算を行うようにしましょう。

そうすれば、お客様からの「明る過ぎる」や「暗すぎる」といった
クレームに繋がる大きなミスは未然に防げるはずです。

今回は、光速法による照度計算を説明します。

光速法は、部屋の全般照明による照度計算に使用されます。
この計算によって算出された数値を「平均照度」とよびます。


ですので、部屋のどこが明るいのか暗いのかは、
この計算法では わかりません。

あくまでも全体を平均した照度の算出になります。

0108_1

平均照度の算出方法は、 E=FxNxUxM/A になります。

F=光源光束、N=光源個数
(2灯用器具の場合は、器具台数×2が光源個数)、

U=照明率、M=保守率、A=面積になります。


(例題)
面積50㎡の部屋があり、
器具台数=20台、
器具1台の光速=5000lm、照明率=0.4、
保守率=0.7の場合、

平均照度はいくらでしょうか?






<少しご自分でお考えてみてください。>
















【解答方法】

平均照度の算出方法
に各数字をあてはめて計算します。
E=FxNxUxM/A

E=5000 x 20 x 0.4 x 0.7/50 =560   答え 560 LX

560Lxは保守率を0.7とした場合なので、

初期照度は560Lx以上あると考えられます。
初期照度を求めるときは 保守率=1.0 にして計算します。


E=5000 x 20 x 0.4 x 1/50 =800    答え 800 Lx


となります。
是非実践してみてください。