■店舗内装のコンセプトにあわせた照明器具の選び方 

【ノーベル受賞記念号】
「3人の日本人研究者が開発に成功しノーベル物理学賞を得た、
青色LEDとは?」


2014年のノーベル物理学賞の受賞者に、
青色LED開発・実用化に成功し、フルカラーのディスプレイの実用化など
さまざまな応用への道を開いた日本人研究者3人が選ばれました。

●名城大学教授の赤崎氏、

●名古屋大学大学院教授の天野氏、

●カリフォルニア 大学教授の中村氏


青色LEDの開発は、どのような変化をもたらしたのでしょうか?

まず、「光の三原色」について解説します。これは

●赤色・緑色・青色の光が混ざると、
人間の眼には白く見える光になります。

●そして赤色・緑色・青色の光の混合比率を変えれば
どんな色の光も作り出すことが出来るのです。


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LED自体の開発は、1960年代に赤色と緑色からスタートして、
それ以来、 早い段階から実用化が行われていました。

青色LEDの開発は、技術的に非常に困難で、
20世紀中には無理とされ言われていました。

しかし赤色に遅れること30年、ようやく1990年代になって
赤崎氏、天野氏、中村氏を中心に
青色LEDを実用可能なレベルまで押し上げることに成功しました。

これにより赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべてそろい、
LEDにおいても、組み合わせによって
あらゆる色が出せるようになりました。

このため、フルカラーのディスプレイをはじめとして、さまざまな分野で
LEDの実用化の可能性を広げました。

波長の短い青い色を出す技術は、
DVDなどの記憶容量を大幅に増やすことができる
ブルーレイディスクの開発にもつながり、
大量の情報をやり取りする現代社会において
欠かせない技術となっています。

また、電車のホームに青色LEDを使用することで、飛び込み自殺の抑止力の向上といったことにも一役買っています。


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照明器具として、今では当たり前に使われている白色LEDも、
実は青色LEDのおかげで実現されています。

と言うのも、白色LEDの白い光の奥では青色 LEDが青く光っているのです。

これも「光の三原色」の応用なのですが、
白色LEDは青色LEDの光の出口に蛍光体を配置して作られています。

青色LEDの開発の成功により、照明業界でも、LED照明というツールは今では当たり前で、不可欠な存在へとなりました。


この5年で価格・効率ともに格段に飛躍したLEDですが、
最近ではWifiを利用しスマートフォンによる照明制御と言った技術も
生まれており、 まだまだ今後の可能性を秘めている代物です。

メーカー各社も今回のノーベル賞受賞を追い風に、
海外でもLED照明の市場拡大に期待を膨らませています。
今後もLED市場の発展に目を離すことが出来ないでしょう。


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■その1 LEDとは
■その2 LEDのメリットとデメリット
■その3 LED照明の用語集
■その4 店舗における照明設計(基礎編)①


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